会社を設立するにあたっては、一定の時期までに設立手続を終えて謄本も取得したいという場合が少なくありません。

許認可の関わる会社については、会社設立の手続が完了してから許可申請という流れとなるため、更に時間的余裕がなくなります。

会社設立までにどれくらいの期間が必要かの問い合わせも少なくありませんが、標準的な期間は、概ね以下となります。

株式会社 3週間

合同会社 2週間半

会社設立の流れ

会社の設立手続は以下の流れで行われます。

① 設立事項の確定

② 定款の作成

③ 定款の認証(株式会社の場合。3~4日)

④ 資本金の払込

⑤ 添付書類の作成

⑥ 設立登記申請書の作成

⑦ 設立登記申請(1週間から10日程度)

上の各手続の中で、まとまった日数が取られるのは、③定款の認証と、⑦設立登記の申請です。

定款の認証それ自体は公証役場で30分程度で終わりますが、作成した定款素案を公証役場へ送って公証人の事前チェックを受け、定款の内容が確定したら予約を入れて公証役場へ赴き認証を受けるという流れとなります。

そのため、上の日数を見込んでおきます。

株式会社は、定款認証と登記申請で2週間、合同会社は登記申請で10日程度が見込まれます。

このほか、定款の作成や資本金の払込、書類の作成などに1週間程度を見込みます。

計、株式会社3週間、合同会社2週間半程度となります。

ご自身で設立手続を行うのであれば(手続にどれくらいの時間を割けるかにもよりますが)、慣れない作業になりますので1ヶ月程度を見込んでおいた方が無難でしょう。

許認可申請が必要となる業種については、この1ヶ月に許認可申請の準備期間と申請後の標準処理期間を加えます。

短くなることの方が多いが

もっとも、登記申請は法務局の、定款認証は公証役場の状況により期間は左右されます。

長くなることもありますが、実際は短くなる事の方が多いです。

登記申請は、10日丸々かかることは少なく、早ければ3~4日で完了ということもあります。

定款認証も、公証人のスケジュールに空きがあれば、事前チェックを受けてその日のうちに認証を受けることも可能です。

他の手続がスムーズに進めば、株式会社で10日、合同会社で1週間程で設立手続完了ということもあります。

ただ、これは、結果的に、であり、当然あてにするのは危険です。

急に会社設立が必要になったというケースではやむをえませんが、できるだけ早めの準備が望ましいといえます。